Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

そしてクライマックスへ…


 エムケイグループのH社長は見た目は誠実そうで、きっと弁も立つのだろう。終始こわばった表情で、前列に座り一言もしゃべらず、そして目線を債権者に向けることもなかった。自業自得とは言え相当辛い時間だったと思う。

 そして質問回答を繰り返すうちに、ある行政機関からの問いかけで3年ほどまえから粉飾決算も行っていたのではないか?という疑惑が浮上。もうここまでくれば何が現実で何が嘘なのか分からない。

 また連帯保証人として、多大な被害を受けた方も登場。この方も自分の感情を押し殺しながら、相当筋の通った質問をされていた。回答する代理人、管財人(弁護士)の回答が稚拙で、歯がゆかったくらいだ。

 やはり本人が当時よかれと思ってやった事を、第三者が代弁するには限界がある。まして本人が嘘ばかりついていると、ものの10分もしゃべれば矛盾がおこり、その矛盾をただすための新しい虚偽的発言が出てくる。しまいには、「私には分かりかねます…」「現在調査、精査中です…」といった発言で逃げるのが精一杯。慣れているとはいえ相当な冷や汗をかいたことだろう。

 そんな中、私が一番許せなかった発言があった。それは代理人からの言葉だったが、本当に許せない。あの言葉だけは…。

 次号最終回に、まだ?!つづく…。