Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

自分は飽きっぽいのかなぁ…

 以前から、よくそう思う。「飽きっぽい人」と聞くと、良い印象は持てないが、致し方ない。ただしいい面もある。


ちなみに、好きなことは飽きない。受動的な作業、地位、仕事はどうもダメなようだ。


初めて社会に出て、名刺を持って一人で営業出来るようになった頃、早く名刺に肩書きを書けるポジションになりたかった。平社員ではなくて、「課長」だの「リーダー」だのに憧れたものです。


その夢が叶ったのは、30歳の春でした。前職で「○○グループ ○○営業課マネージャ」なんて、大それた肩書きを頂いたのです。(昇進したと言うことですが…)


最初は兎に角嬉しかった。周囲、上司の期待に応えようと必死でした。部下の方にも無理を言った。


ですが、5月の半ばくらいでしょうか、正直言ってちょっと、飽き始めていました。


たぶんこのまま、課長に昇進、部長に昇進、はたまた役員に昇進できたとしても、一体そこに何があるんだろうか?すぐ飽きてしまうんだろうなぁ、と感じたのです。
(決して、会社の管理職の方を否定している訳ではありません。個人的な見解です…)


だから、自分の肩書き、自分の存在、アイデンティティは、自分で確立したいとそのとき思った。人から与えられたものでは、ダメだと。


そんなこんなで、現在に至ります。
そういう意味では、自分で創った会社のポジション、仕事は飽きない。飽きようがないのです。

リアルアイディ