最近、早起き志向の私にとって、必ず目覚めることができる目覚ましには、とても興味があった。睡眠に関する書籍も読み倒したが、人間は基本的に1日7〜8時間寝たほうが良い、とかぐっすり眠れれば3時間くらいで十分だとか、睡眠に関する意見はまちまちだ。
たぶん、睡眠について医学的だの、何だの、正しい答えはない、と思っている。ただ、間違い無いことはノンレム睡眠=深い眠り、レム睡眠=浅い眠りがあり、その感覚がだいたい1.5時間である、ということ。レム睡眠時に起きれば、心地よく目覚めることができるということくらいだ。
そこで、知ったのがこのiPhoneの「Sleep Cycle alarm clock」だ。簡単に言えば、その人のレム睡眠時にアラームを鳴らして起こしてくれる、というもの。実はこういう目覚まし時計の存在は知っていたが、私の記憶では2万円前後するので、とても目覚ましに2万円をかける勇気はなかった。
だが、この「Sleep Cycle alarm clock」はなんと115円と聞いて、即購入してみた。
使い方は簡単。アラーム時刻を設定して
すると、この様にレム睡眠と、ノンレム睡眠をグラフ化してくれて、セットした起床時間の30分前から眠りの浅い時にアラームを鳴らしてくれる、という仕組みだ。
どういう仕組み?かというと、iPhoneのもつ加速度センサーによって、その人の寝返り(振動)をキャッチし、眠りの深さを計測しているようだ。つまり、眠りの浅い時ひとはたくさん寝返りを打つから、それを計測しているのだ。
ああ、iPhoneはなんてかしこいのだろう…。
で、さっそくやってみた結果がコレ。
んん?眠りが深すぎる?寝返りを打っていないのか?
翌日、枕元において再計測。朝起きられなかったが、眠りの波長を確認できて満足だ。
毎日計測して結果を残せるから、疲れた日とか、飲んだ日はどうなのか、自分の眠りをグラフで把握できることについて、とても楽しみになってきた。あれ、アラーム目的で購入したのだが…。
あと、気をつけなければならないのは、隣で寝ている息子。寝相が悪いから、こっちに進入してこないよう、細心の注意が必要だ。