どうも芸能界の「一発屋」と聞いて新旧併せて思い出すのは、
・猿岩石(後ほど説明)
・レイザーラモンHG
・長州小力
・ダンディ坂野
・なんとか侍(名前忘れた)
・小島よしお
他…
などがあるが、正直無数にあるので全部は分からない。
いつも考えるのだが、どうして彼らは脚光を浴びて、すぐに落ちていくのか…。
一つ言えるのは、実力が無いうちに流行に乗ってヒットしてしまう、という事にあると思う。
以前、島田紳助がこんな事を言っていた
「一発屋と呼ばれるやつは、なんで自分が売れたのか、その理由が分からへんねん。だから、売れなくなっても対処することができへん」
まさにそのとおり。
猿岩石の有吉は、一発屋でどん底から這い上がった、珍しい例だ。自ら実力が無いのに売れてしまったことをよく理解している。
何もこれは芸能界にだけに言えることではない。人間社会の法則なのだと思う。
ビジネスにおいても同じで、流行に流されてはいけない。ベストセラー本を一発だしても、半年後には忘れ去られる。ヒット作を出し続けることが必要で、それには実力がいる。
うまくいって六本木ヒルズにオフィスを構えても、落ちたときに這い上がる術が分からない、なんて会社は山ほどあるだろう。
大きな成功は無いが、大きな失敗もない。小さい階段を一歩一歩上がっていれば、落差の激しい高いところから落ちることは無い。後退しても、今までのように努力して一歩筒踏み出せばいい。
良い意味で、自分の実力を過信していない、世間の風評に流されない事が重要だと思う。