Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

いつも上機嫌なほうが何かといいでしょ。

 今朝、日本企業の利益率の低さ、労働時間の長さについて触れているニュースを見た。今更ながら「なんで日本人は、こんなに一生懸命働いてるのにそうなの?」という疑問が湧いた。これに対する私の解釈はこうだ。(一つの解として)


 自分が会社員時代は、とにかく上の人間の顔色ばかり見て、仕事をしていた。直属の上司、部長、社長、取引先の担当者の顔色まで。そればかり気にしていた。基本的に根がまじめな人は、みんなそうだと思う。


 そうすると結果的にこうなる。仕事の成果よりも、とにかく関係者(上司たち)がやりやすいよう、社内で評価を受けやすいように力が働く。新しい企画を考えても実行できない、されない、通らない。どちらかというと、それを批判することで悦に入っている人もいる。


 まぁ、単純だが残業時間が長くて、上司が帰るまで帰りづらい、なんていうおろかな現象もその一つであろう。(それに関しては、私はおかまいなしにバンバン帰っていたが…)

 
 この仕事、本当の目的は何か?それがわかって芯を貫こうとすれば、当然誰かとぶつかるし反発される、といった作用と反作用の法則が発生する。


 前述に当てはまるキャラは、上機嫌な時と不機嫌な時の顔、両方もっている。そして、その温度差が極端に激しかったりする。だから「この稟議書は、上司の機嫌が良いときに回そう」だとか、相談のタイミングを伺うから、仕事も遅くなる…。


 だったら!(新提案)


 みんなずっと、上機嫌でいればいいじゃないか!!はっきり言おう。不機嫌からは何も生まれない。不機嫌とは自分の中で納得のいかない憂鬱な感情を外に放出し、周囲に悪影響を及ぼすガンである。



 ずっと上機嫌で居られる人は、どんな憂鬱なことがあっても、それを自分の中でうまく消化してしまう人だ。だから、そんな人の周囲には、上機嫌で明るい人が必ず集まる。仕事の目的も上司のご機嫌に左右されないから、明確で早い。だから、仕事が終われば早くかえって遊ぶし、家族ともうまくいく。


 私は不機嫌な人と一緒にいると、すぐに肩が凝る。起業してからかな、自分自身の不機嫌を捨てたのは。最近は徐々に人生が明るくなってきたと思う。それまで結構などん底を味わったし、不機嫌な時も多かったからね。


リアルアイディ