Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

第6話『不安は原動力、初めての協業』〜もしも、あの時お前が俺で、俺がお前だったなら… 〜

 「あるよ!」

 

 

それはとっさに出た言葉だったが、嘘じゃない。俺が得意とするのは、法人むけセミナー営業。これは今最も得意とするマーケティング策。

 

 

法人営業の施策だったらこれしかない。なぜなら俺は起業当初、大金をはたいて某大手コンサルティング会社から学び取ったノウハウに自信あった。

 

 

さっそくB社の顧客むけにセミナー営業を行うため、マーケティング施策の実行に取りかかった。FAXDMの制作、顧客へのメール配信、セミナー会場の準備、講義内容、当日のリハーサルと滞りなく準備が進んでいく。

 

 

お互いまだまだ分からない事だらけ。試行錯誤の日々が続いた。最初のセミナーは集客、内容ともに合格点。参加した見込み客がB社の法人ソリューションに興味を持ち、その後のクロージング営業へと繋がった。 f:id:realblog:20180921064255p:plain

 

 

おかげさまで、俺が提案した法人むけセミナー営業、まずますの成功を収めることができた。

 

 

誰もが最初は新しいこと、未経験な事をやるのは怖くて不安だ。特に大企業という組織体ってのは例外なく嫌がる。

 

 

しかし、沖野アタル率いるB社法人営業部は違った。どんどん、新しいことにチャレンジしていく姿勢、スピリッツがあり俺自信も多くのことを学ばせてもらった。

 

 

ビジネスだけに限らず、漠然とした不安はその原因を突き詰めると良い。不安は保険みたいなもの。それを抱えていれば、先に進まなくていいから、人はずっとそれを抱えたまま立ち止まってしまう。

 

 

だけど、不安を解いてそれを原動力にすれば、人は必ず前に進むことができる。
 


勇気を持って自分から恐怖と向き合い、恐怖を認識し、恐怖を経験し、それを乗り越えることで人は強くなる。

 


決して恐怖心に抵抗したり、避けたり、その感情を責めてはいけない。それをただ受け入れて行動するのみ。

 

 

俺とアイツの初めての共同作業。ビジネスでは協業とか、アライアンスって言う。だけど俺にとっては、仕事が欲しかったのも事実だけど、ただ成長した自分をアイツに魅せたかっただけなんだ。

 

 

つづく