2014・4
新しい団員が増えた。日曜の昼下がり、ぴかぴかの一年生たち。
まだ、みんなマゴマゴしててカワイイ。
「キンチョーしてるんだよね?」
自分よりチョットだけ小さな子の肩に手をかけ、コーチに紹介する二年男子。
「よろすくおねがぃしますぅ…」
少し顔がこわばっているぞ一年生、リラックスダヨ。
あれ?この光景少し前にも見たね。
つい半年前までは、二年生の君も紹介される立場だったのにね。
成長したんだな…。
体育館のすみっこで、違う一年生のバッシュのひも、
6年生がていねいに結んでくれている。
バスケって、バッシュのひもを結ぶことから始まるんだね。
誰かに教えられなくても、こうやって何年もずーっと
引き継がれてきたんだ、って感じたよ。
仲間を大切に思いやる気持ち。