Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

06『 決着!運命の0.1秒 』 〜あの時、僕は〜

2017・12

今日の練習試合、相手は同じ市内で活動する強豪クラブチームT。
正直言って個々の運動能力ではかないません。

 

でも、バスケットはチームで戦うもの。勝機は必ずある!
ガッツフレッシュチームは序盤から食らいつき、
僅差のシーソーゲームを展開。

 

4Q終盤となり、スコアは24対23でガッツが1点差でリード。
このリードを保てるか…。
しかし! 4Q残り10秒!
味方のミスからボールを奪われ、相手チームの技あり
速攻を決められ、逆転を許してしまう。

 

残り時間はあと…5、4、3秒…

 

そのとき!

 

一人最前線を走るマッチーにロングパスが入った!
とてもシュートを打てる態勢ではないが…
渾身の力を込めたシュートが放たれた!

 

残り1秒! 
間に合うのか、果たしてボールの行方は?
そのシュート
ま、まさかの…ゴールに

 

と、届かない!!

 

と、思った瞬間。
タイマーの終了音と同時に、シュートファウルの笛が!

 

タイマーを0・1秒とし、2本のフリースローへ。

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 相手チームもガッツも、そこに居る全員の
「絶対勝ちたいって!」祈る気持ちがビシビシ伝わってくる!

 

ベンチも相手チームも観戦していた親御さんたちも、
体育館全体が祈りと、ざわめきに包まれてる。
そして、フリースローラインに一人立つマッチー。

 

そして、ドッキドキのフリースローの行方は…

 

2本とも入った!

 

ゲーム終了! 26対25でガッツフレッシュ勝利!

 

ワンダフォー、すんばらしい!一生懸命最後まで戦った
両チームに盛大な拍手が贈られた。
バスケットはこれがあるから、楽しいんです。止められないんです!
シュートを決めたマッチーの集中力はすごかった。
チームメイトは本当に素晴らしい、忘れられない経験をしたね。

 

みんなもこれから、長い人生の途中、つらくて挫けそうになる事が必ずある。でも、そんな時にこの光景を思い出すでしょう。

 

「あー、あの時も苦しかったけど諦めずに走って良かったな。
俺たちあのシュートで勝ったんだよな。これくらいなんだ!」

 

ってね。