Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

序章『人生の選択肢』 〜もしも、あの時お前が俺で、俺がお前だったなら… 〜

 人間誰しも、必ず一度や二度は

 

 「あー、もし俺がアイツの人生を選んで生きていたら、今頃どーなっているんだろう?」って思ったことがあるはず。

 

 実は俺も、若いときより40歳を過ぎてから、よくそう思うようになった。20歳くらいまでは、人生の幸福ってのは、人が生まれた家庭境遇、親から受け継い才能、教育に左右されてるって思ってた。

 

 だけど、30歳を過ぎたくらいからな、徐々にそれは違う、って思い始めた。

 

人間、生まれた境遇なんてあんまり関係ない。というか、人生ってのは平等じゃない。そもそも不公平なものって、思っていた方が気が楽だ。

 

 人が生きていく過程の中で、選択肢から一つの答えを選び、それに向かってどれだけ一生懸命努力したか、ってことが重要で人生の幸福度を上げるんじゃないか、って思うようになった。

 

 

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イラスト:鈴音レイ

 

 

 あ、申し遅れましたけど俺の名はDEN。一応、それなりに大学を出て、それなりに大きな会社に就職して、それなりに好きな業界に転職して生きてきた。だけど、ちょうど10年前に一念発起して、自分の会社を立ち上げて現在に至っている。

 

 よく一人で妄想するんだけど、

「もしあの時、もう少し頑張って勉強していたなら、違う大学に行ってただろうな…」

「もしあの時、違う業界に就職活動していたら、どうなってたかな…」って。

 

 もし、2年前に死んだ親父が生きていたら、今の俺を見てきっとこう言ったと思う

「男のクセに女々しい事、言うなアホっ!」ってね。

 

 だけど、別にかまわない。妄想は自由なんだから。

  

 現実の話になるけど、自分で会社を興すってのは結構厳しいことが多い。上手くいっている時は絶対思わないけど、どん底まで落ちた時に必ず思うことがある。そう、ほぼノイローゼ状態で地を這いながら、いつも思うこと…

 

 それは

 

 「あー、俺があの時会社を辞めず、そのまま大企業の会社員だったら、どんな生活をしていて、今どんな気分なんだろう?」

 

 って。

 自分が好きで起業したくせに、実に女々しい話。

 昔に戻って、人生は遡ることは出来ない。だから、俺なりに考えたことがある。それは、20年前に新社会人として自分と同じスタートラインに立っていた、アイツが今どうなっているのか、どんな人生を送ってきたのか詳しく知りたい、って想い始めた。

 

 俺は自分が選ばなかった道を進んだアイツがその後、どんな人生を歩んでいるのか、どーしても知りたくなった。途中まで同じ様な境遇で生きていたけど、全く違う道を選んだ人間が今、どうしているのかって事を。

 

 アイツの名は「沖野アタル」新卒で入社した男子約50名の中で、一番人気でイケテた男。 俺はというと…ちょっと変なヤツ?って印象。悔しいけどこれ事実。

 

 俺は名も無い起業家、アイツは大企業のエリート会社員。アイツは決して「俺も起業したかった!」なんて馬鹿なことは言わないけど、俺は自分が選ばなかった道を進んでいたら、人生どーなってたかって事に興味がある。

 

 後悔しているんじゃなくて、自分が選ばなかった人生はどんな人生だったのかって事を想像してみたいんだ。

 

だから、俺の脳みそのシナプスが繋がり、思い出した順番に自分の人生哲学を語ってみようかと思う。アタルの物語についても同じようにね。

 

つづく