Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

未来の広告について考えてみた。

毎度!今日もぶらぶらしてるリアルアイディの冒険野郎こときたむらだ。

今回は広告業界というよりも結果的に広告を創り出す業界に浸かって10何年の俺が思うこれからの広告って何なん?

について語ろうと思う。

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これまでの広告と言えば新聞、テレビ、ラジオが当たり前だった。

そして、時代はインターネットに移り変り広告媒体はWebへと変化してきた。

Yahooに初まり、GoogleTwitterFacebook、多くのWebサイトが近年では威力を高め過去の広告媒体を追いやるという事態にまで発展してきている。

スマホiPadなどの急激な普及により広告は無料サービスにだけ付いて来るものでお金を払うと邪魔な存在となっている。

実際、無料以外のアプリやサービスに広告が付いていると嫌な感じがして使いたくない。

無料サービスでも過度な広告の表示をされると使いたくなくなる。

そう、ユーザーはわがままなのだ。

となると、有料のサービスで収益を上げるモデルが必要となる。

無料で使えるモノは要件を満たせばそれ以上は使わない。というのがユーザーの思考になっていると思う。

では、広告が要らないのか?というとそうではない気がする。

人は広告によって新商品やサービスを知りそれを使うのだ。

どんだけFacebookTwitterと言ったソーシャルツールが一般化しても口コミだけではやはり商品の普及はそう簡単に出来ない。

これ以上ないというレベルの商材であれば人伝で手にするだろうが、そのソースはやはり広告やステマである気がする。

そうでなければ飲料や家電、自動車などと言った商材が短期間で流行るのは難しいのではないだろうか?

これまで企業は新商品に対してどれだけの広告費用をかけてきたことか。

単にそれをユーザーは知らないか気にしていないかであって誰かが何処かで必ず広告を目にして来たはずだ。

Facebookでさえ広告が入り、知らず知らずのうちにその広告を目にして新しい商品知識を手に入れているのは間違いない。

となると、広告はこれから先に必要無いわけではない。

ただ単に媒体が劣化している。

というのが正しい見解ではないだろうか。

何らかしらの形でこれからも広告は流され、それを誰かが目にし伝え購入されていく。

このロジックは揺るがないと思う。

がしかし、

テレビの視聴率は下がりスポンサーも減った。

新聞は言わなくても解るだろうが若い世代には読まれなくなっている。

ラジオは地味にラジコがあるので生きてはいるが広告媒体としての威力は高くはないと思われる。

インターネットはYahooやGoogleの広告が牛耳る時代ではなくなり、Facebookは広告効果としてはこれまでのものより高く無いと思うのが本音だ。

では広告は何処へ行くのか?

その答えは明確だ。

リアルに存在するモノ。

ショールームもリアルだが、わざわざ広告だけを見に行きはしない。

そうすると必然的に目にする場所にある広告が正解である。

どんだけ世界が進化しても人は移動しなければ生きては行けない生き物だ。

一箇所にじっと座って過ごすなど耐え難いものである。

移動する事により目にする広告は否応にも目に入るものだ。

実際に駅ナカ看板や電車内、街中に存在する看板は無意識のうちに目にしているだろう。

人は行動する中で広告を目にしている。

どんだけインターネットが普及しようがスマホばっかり弄っていようが歩きながら目にするのは移動中の看板なのである。

一日の行動の中で一度も看板広告を見ずに過ごせる日があるだろうか?

家の中に引きこもっている場合を除けばコンビニへ行く時も電車に乗る時もタクシーに乗る時も車を運転している時も何かしらの広告を目にしている。

この事実だけはこれまでもこれからも変わらないのだ。

未来に残る広告とは、リアルに存在する看板広告だけなのは間違いないだろう。

例え、インターネットが無くなってテレビが必要無くなったとしても人が存在し移動する限り変わらないものなのである。

各言うリアルアイディもそんな普遍的な広告媒体に目をつけた。

既にそのプロトタイプを商品化し、数箇所への導入を行った。

プロトタイプのソーシャルダインという商品はこちら。→Socialdyne

(プロトタイプとは言ってもちゃんとしたプログラムだよ!)

現時点ではインターネットやテレビの様に視聴率やアクセス数などの広告効果を数値化するまでに至っていないが、それは技術の進化によっていずれ解決される物だと確信している。

そしてこのプロダクトが今後の広告業界に大きな改革を与えるのも確信している。

という感じで今回は至って真面目に自社の宣伝を兼ねた記事を書いて終了。

じゃあな、次回もよろしく頼むぜ!