『なぜ、あの人は「存在感」があるのか』
中谷彰宏
存在感って、数字では表すことはできない。では、どんなときにそれを感じるのか? それは、その人がいない時に発揮される。彼が居ないから、元気が出ない、仕事が進まない、という人は偉大である。
エライ人にこびる人間も存在感はない。まったくダメ。今は平社
員であったとしても、志を高く持ちどんな相手にも臆せず接しよう。
高い地位に居る人は、どうしても威張りがちになる。それは、自
分に自信が無いからである。上には弱く、下には強い。まぁ、よく
あるパターンです。
強く出ることこそ存在意義だ、なんて思いこんでいるにすぎない。
大切なのは、目上の人間に対しても「私はあなたに負けない、いつ
かあなたを抜きますよ」という姿勢を見せることが重要ではないだ
ろうか。