- 作者: 飯田亮
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: 単行本
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自制心について、学ぶことができる本。以前、カンブリア宮殿を見ていて、スーパーのオーケー飯田社長の兄弟が、セコムの創業者だと知った。
そのセコム飯田社長の書籍。どんな商売も正しいことをして儲けなければ成らない、と今の時代に相応しい内容です。
好きなフレーズを何点か抜粋してみました。
〜困難なことが続くのが仕事である。楽な道を選んではいけない。〜
〜いかなる仕事においても、人間的魅力を高めることが大切。〜
〜人と会うときは相手の話をスポンジが水を吸うように、素直に聞くと言うことである。〜
〜苦しいときは「こんな苦しいことがないと、次にいいことはない」と考える。〜
〜人と会うときはスポンジになる。話を吸収して自分のものにするのだ〜
〜元気が出る出ないは心の持ちようである。明るく振る舞えがそれが当たり前になる。〜
〜世渡り下手は、正直すぎるが故に、最初は人間関係がぎくしゃくする場合もある。しかし、長い時間を経ると、その持ち味と好ましさがわかってくる面がある。スマートではないが、ナタのような力強さがあり、本人が誠実に努力を続けているならば、段々人望を集めるようになる。〜
〜邪念をすてて世の中を見ていると「あるいはこなっていくのかあん」というおおざっぱなトレンドが見えてくる。今度は「必ずそうなる」と思い込んで自分の仕事のプランを考える。「いま、行動を起こせば、世の中は自分の仕事を必要とすることになる」と信じること。〜
などなど…。私が特に気にいっているのは、”世渡り下手は、正直すぎるが故に、最初は人間関係がぎくしゃくする場合もある。”という件。まさに私そのものだと思った。