Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

子供とアニメで学ぶ事…

最近、子供と一緒にアニメ映画見る機会がとても増えました。アニメを見ている間はじっとおとなしくしているので、何かと作業するのに、とても使えるのです。


とは言え、大人も真剣になって見てしまうことがあります。最近、ディズニーは特によく出来ているなぁ、と感心させられてしまいます。社会問題を風刺したようなストリー展開が、所々に垣間見えるからです。


トイ・ストーリー」もその一つだと思います。「大好きなおもちゃは大切にしよう、モノを大切にしよう」というメッセージは、誰にでもわかります。私は「トイ・ストーリー1」で、このシーンがとても心に残っています。


「私はおもちゃなんかじゃない!私はスペースレンジャーのバズ・ライト・イヤーだ!」と言い張り、空を自由に飛べると信じていたバズが、ある日テレビCMを見て自分がおもちゃだということに気付いてしまうシーン。なんと、そのCMには「私は跳べません…」というテロップが流れていたのです。



このシーンって、一見残酷なシーンなんですけど、とても重要ななのかも知れません。人間も同じです。まずは、自分という存在が何なのか?何をするために生まれてきたのか、という事に気付けるか、ということなんです。


難しいことだと思います。人間はいろんな選択をして生きている訳ですが、その都度、簡単で楽な選択をしていると、自分の存在について気付かないのかも知れませんね。洗脳されたバズは、このCMを見て自我に目覚めたわけです。


リアルアイディ