Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

メルマガを出す理由について

 ちょうど2年前の11月から、当社では情報メール「Webビジネス成長の起源」を隔週で配信しており、もうすぐ2年が経ちます。メルマガを配信し続けるのは、正直ツライです。開始3ヶ月でメルマガのネタも切れました。そして、毎回おもしろい情報をみなさんに配信できている、とも思っていません。面白く無いことも多いと思います。


 でも、私にはこのメルマガを出し続ける理由があります。それは2009年4月、私が北村(現在の弊社顧問)と出会った話にさかのぼります。その頃の私といえば、起業仕立て、右も左もわからない。そして「こんなことをしたい、あんなことが出来る!」と口だけは達者で手足をろくに動かさない未熟な人間でした。


 北村と仕事をしたい、と思っていても、まぁ、人間関係長く続く訳はありません。正確には仕事なんて発生しなかったし、絵に描いた餅にもなっていなかった。そして、私は北村と逢うことはなくなり、それから4-5ヶ月が過ぎました。私はその間大きな挫折を味わい、一度はもう会社なんて辞めよう、と思った時期もありました。ところがある社長様に助けられ、これからはなんとか会社として、心改めてやっていこう!と再スタートを切った状態でした。



 その頃私はある決意をしました。以前からやってみたかった、メルマガを出すことにしたのです。端から見れば「くだらないないなぁ」という人も居るでしょう。でも始めるのは怖かったです。送信拒否だとか、迷惑だとか、言われるんじゃないかという抵抗がありました。そもそも、隔週でも続けていけるおもしろいネタを、どうやって見つけていくのか、と。



 でも、不安よりもやりたい気持ちが上回り、最初のメルマガを配信しました。配信後すぐに返信をくれたのが北村でした。「久しぶりに逢いましょうか」という内容です。


 私たちはJR市ヶ谷駅前で待ち合わせました。4-5ヶ月ぶりとはいえ、ずいぶん懐かしい感じです。私からの第一声は「なんで、私に会おうと思ったんですか?」と。北村からの応えはこうです。


「僕は何か新しいことをやろうとして、変化があった人とは逢うようにしている」と。


 今振り返れば、まさにその時が"変化があった瞬間"だったのです。私はその時思いました。「いろいろ迷いながら下手くそなメルマガを出したけど、これだけはずっと続けていきたい!」と。


 そう思ってからもうすぐ2年が経とうとしています。時間が経つのは早いです。しかしそれ以上に、今年は当社にとっても飛躍の年になっています。これからも地道に正面から正々堂々と、自分らしくビジネスに取り組んで行く所存です。


 逢うたびに「いつもメルマガ読んでるよ」と言ってくれる方、毎回感想を返信して下さる方がいます。そのたびいつも、ありがたいなぁ、と感じております。メルマガもブログも当社が存在している限り、この先何年でも何十年でも書き続けたいと思っています。


リアルアイディ