Real Blog

レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

3.11から一年、人生について考える

3月11日が近づいてきた。早いものであれから一年。本当に生きているだけで、幸せであることに改めて感謝している。「人生って何だろう?」と真剣に考えた一年だった。そして、自分なりの解を出した。



その解は「人生とは好きなことをやる時間、大切な人と過ごす時間をどれだけ長く過ごすか」である。人は必ず死ぬ。だから、生きている間に好きな仕事をやって、大切な人(家族)との時間を少しても長く過ごしたい。


以前は仕事を頑張っていれば、家族との時間を犠牲にしても仕方ない、なんていう危険な考え方をしていた。でも今は違う。両方大事であることに気付いた。好きなことは欲張って、全部求めればいい。何かを手に入れるためには、何かを犠牲にしなければならない、なんて誰が決めた?神様はそんなにケチじゃない。


僕たちには「週末の家族サービス」「ワークライフバランス」なんて言葉、概念は存在しない。だって家族と過ごすのはサービスじゃないし、常に家族とのコミュニケーションを大切にしているから。強いて言えば「ライフ=ワーク」。仕事も私生活も線引きしない。自分の仕事が好きだから、線引きする必要なんてない。趣味の延長だからね。


自分にとって何が一番大事なのかを考えてみる。勤めている会社や自分の社会的地位を守ることではないと想う。


一つの場所に集まって仕事をするのは、産業革命後から20世紀までのワークスタイルだ。みんな3.11を経験して、都心で働くリスクを思い知ったはずだ。これだけインフラが整った社会で、毎日都心に集まって仕事をする事に意味があるだろうか?


今の日本に必要はのは「知的生産」という産業の勃興だ。これは中国や東南アジアにはコピーできない代物なんだ。大量生産のベルトコンベアーからは絶対に生まれない。


毎日満員電車に乗って、上司の顔色をうかがい、目の前の目標をクリアするだけで、クリエイティブなモノが創れるだろうか?それで日本はアジアで、世界で先進国として成長することができるだろうか。


僕たちはそうは思わない。
僕たちは日本のワークスタイルについて、一石を投じる存在になりたいんだ。
それが僕たちの存在意義てあり、人生だと想うから。


リアルアイディ