インド3日目、朝ホテルの前でリクシャーを拾い、ハイデラバードの旧市街地チャールミナールへ移動。この街のシンボル、4つの塔が特徴のチャールミナール。近くにイスラムのモスクがあり、本当にイスラム色の濃い街だと実感。
チャールミナールは外壁を工事中の様だ。メイン通りも舗装工事中で、朝から屋台や人がたくさん集まっています。
メイン通りから、少し路地裏の道を通りチョウマハラパレスへ。ここは、ハイデラバード王国と呼ばれた、二ザム王国のお城ですね。
とてもきれいに整備された庭と、優雅な噴水を観ながら、優雅な白い建物の中を歩き気持ちが落ち着きます。
映し鏡ではありません。部屋の向こうに開いた扉がずっと続いています…。観ているだけで、私の知らない別世界へと吸い込まれていきそうです。
ニザム王国はイギリス統治時代も独立を保ち続けており、1948年にインドと合併したそうです。貴族たちはムスリムが多かっため、この街には多くのイスラム教徒の方たちが沢山います。
宮殿内はとても優雅で涼しい。
ニザム王国の兵士。きらびやかですね。
1960年代の写真、左が二ザム7世。美しい王妃の写真に感動。
イギリスから贈られた友好の品でしょうか。歴代のロールスロイスが何台も展示されています。
正午近くになり気温も40度くらいになっています。庭園のベンチに座り、ボーッと何も考えずただ座っていました。そう、自分が知らない所で、ただ何もせずにボーッとしたかったのです。
宮殿敷地内の時計台。
そして、チョウマハラパレスを出て、歩いてSALA JUNG MUSEUMへ移動。2キロくらい歩いたかな。
SALA JUNG MUSEUMはハイデラバード王国の歴史、外交で得た諸外国の逸品を観ることが出来ます。
MUSEUMの中はけっこう涼しい。
ヒンズー教の神様達。
鮮明な青銅の神像に感動。
写真には撮れませんでしたが、日本や中国の展示部屋もありました。そこでは江戸時代に中国経由で献上された壺や、侍の像、庶民の人形などユニークな品もたくさんありました。
インドに来て思うこと、やっぱりインドは楽しい。人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなんだと気づかせてくれます。そして何より人が多くて、一人一人がエネルギッシュで生きる力が凄い。
ここに居るだけで元気になりますね。辛いカレーを毎日食べているのも、人間を強くするのでしょうね。
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