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レジェンド鈴木が日々感じたことを哲学するブログ。書評、エッセイ、ポエムも書いてます。

中国への誘い 2018 国家とは何か【後編】

さてさて、中国深セン市の旅後編です。 

 

市内にある大型ショッピングセンターにやってきました。ちゅーか、ショッピングセンターの造りは日本に似ていますが、とにかく大きさとキラキラ感が凄くスケールが違います…。

 

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ショッピングセンター内の四川料理店にやってきました。内装がかなりゴージャスです。壁には液晶モニターがあり厨房内の料理風景を映しています。どうやら、中国ではオーダーされた料理は30分以内に持ってこなくてはいけない?!というルールがあるようです。

 

そういえば、大型道路の信号機も青になるまでの秒数でカウントしていました。人口が多すぎてトロトロしてられないんでしょうね…。

 

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そして、このレストランでは微信アプリ(日本のLINEアプリのようなもの)が便利です。各テーブルに貼ってあるQRコード微信アプリで読み込むと次の様な画面が出てきます。

 

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そう、一目瞭然なのですが、自分のスマホ微信アプリで注文を行い決済が完了します。注文内容は厨房に届きますので、すぐに食べたい料理を作ってもらえるわけですね、超便利!

 

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また、四川料理北京料理の風習の様ですが、食器セットがラッピングされて出てくることがあります。清潔感あるなぁ、と感心してしまいますが、この後「ポンっ!」とラップを破り、熱湯に近いお茶で皿を自分で洗って使います。なんで、さらに皿を洗うの〜って感じです…(´д`)

 

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さぁ、来ました。四川料理といえば麻婆豆腐が有名です。

 

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そして!この料理には緑っぽい実がふんだんに入っています。これを知らずに食べた私は、その後10分間くらい唇が痺れ、もがき苦しみました…。どうやら、食べてはいけないものだったようです。(´。`)

 

 

その後、時間があったので深セン市街地を一人散策してみました。

 

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この街はとにかく、人人人!そして高級車が走り回っています。日本車は全体の3〜4割を占めていますが、その他はポルシェ、ベンツ、アウディBMWヒュンダイといった高級車が疾走していました…。

 

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ちょうど小学生の下校時間帯だったのか、バイクに乗って帰る親子を多く見ました。バイクなどに人数制限は無くヘルメットフリーの様です。

 

 

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そして4㎞くらい歩いたでしょうか。都会の街でやっと中国らしい?公園にたどり着きました。五重塔?ならぬ八重塔が気になります。

 

 

 

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塔の下までくると人も少なく静かでした。やっと誰も居ない、静かな時間を公園のベンチに座り、ただボーッと過ごすことができました。

 

 

ご存じかと思いますが、中国では日本で毎日使っている、Google検索、GMailGoogle Map、LINE、SkypeFacebookTwitterなど日常アプリか全く使えません。分かっていたことですが、これにはかなりの不便さを覚えました。スマホを持っていても、電話も出来ず使えるアプリが無ければスマホはただのオモチャです。

 

 

しかし、中国に来てみてこの鎖国的な国家戦略の意図がよくわかりました。これだけの人口が居るといろんなことを制限しないと、とても国としてコントロールしきれないのでしょう。

 

 

この深センという街も誕生してまだ40年。それまでは何も無い農村だったようです。40年でこんな大都会を創り上げるパワーを感じました。何もかもが日本よりもスケールが大きい。建物、看板、道路、料理の多さ、などなど。

 

 

次回訪れるときは、もう一歩足を伸ばして香港や広州にも行ってみたいと思います。

それではまた。

 

 

前編はこちら