2011年の一発目は、夢のある海外Webマッチングビジネス「ホームエクスチェンジ」についてご紹介したいと思います。これは主に欧米で盛んなサービスで、休暇期間が一致した会員同士が、互いの家を交換して休みを満喫しよう!という大胆なサービスなんです。
希望者はこのサイトに登録し、自宅の写真を公開します。それを管理する代理店は手数料で儲ける仕組みです。会員の年会費は25?100ドル前後ですから、リーズナブルな料金体系だと思います。
このサービスのメリットは、なんと言っても旅費を節約できること。長期休暇を取る欧米では、旅行が2?3週間に及ぶケースが多く、その為旅費に占める宿泊費をなんとか節約したい、という需要があるんですね。
滞在先の家のキッチンを利用して食費を節約、洗濯機やインターネットも、自分の家とほぼ同様に利用できます。それが許されるルールなんですね。
もう1つ魅力的なことは、異文化を体験できるということ。ホームエクスチェンジであれば、現地の住人のように生活することになる訳ですから、ホテル泊まりの旅行とは一味違う視点で楽しめちゃうんです。
このホームエクスチェンジ、欧米では歴史も有り浸透してきているようで、利用者は数万人から数十万人に及ぶとか...。
また、2006年にはホームエクスチェンジを題材としたキャメロン・ディアス主演映画『ホリデイ』が公開されたことでも有名になりました。私もこの映画を見て検索し、このWebサービスが実在することを知った訳です。
「ホリディ」キャメロン・ディアス主演映画
試しにイギリス、ウェールズ地方のとある一軒家の状況を覗いてみましょう...。ベッドルーム3つ、バスルーム1つ、交換歴9回、禁煙、かわいい猫も飼っている素敵なお家ですね...。
いやーこんな素敵な家に2、3週間住んだら世界観変わるでしょうねぇ。うらやましい限りです。
ちなみに日本でも、こんな素敵な家屋を公開している方が居ますね。
京都
日本では、その住宅事情、長期休暇の少なさからは定着は難しいビジネスだと感じてしまいます。新年早々、今回は夢のあるWebビジネスのご紹介でした。
担当:鈴木