うちには2歳半になる息子がいます。太っていて骨太で、周りと比べても大きい男の子です。奥さんの帰りが遅いときは、私が保育園に夕方彼を迎えに行きます。朝、保育園に連れて行くのは父親、お迎えは母親という形で子育てを分担しています。
先ほど20時半頃、やっと彼は眠りに就いたその間際にそっと聴いてみました。「S介…人生は面白いか?」と。
彼は答えました。
「うん、おもしろいよ〜」
安心しました。私も今人生がとても面白い、と思っているからです。同じ意見で良かったと…。
私が起業した目的は子育てしている方や、地方に住む優秀な人材を、都心に通わせることなく雇う事です。今まで本当に優秀な方が、家庭の事情で会社を辞めていく姿を見てきました。今はみんなどうやって会社に残っていこうか、と考える方が多いと思います。私は敢えてこんな時代に、雇われることを止め、自らが人を雇うという選択肢を選びました。端から見ると逆行しているかも知れません。でもこれでいいのです。
きれい事かも知れませんが、言わないより入った方が良い、やらないよりは失敗してもやってみた方がいい、と常日頃から思っています。