2017・12
今日の練習試合、相手は同じ市内で活動する強豪クラブチームT。
正直言って個々の運動能力ではかないません。
でも、バスケットはチームで戦うもの。勝機は必ずある!
ガッツフレッシュチームは序盤から食らいつき、
僅差のシーソーゲームを展開。
4Q終盤となり、スコアは24対23でガッツが1点差でリード。
このリードを保てるか…。
しかし! 4Q残り10秒!
味方のミスからボールを奪われ、相手チームの技あり
速攻を決められ、逆転を許してしまう。
残り時間はあと…5、4、3秒…
そのとき!
一人最前線を走るマッチーにロングパスが入った!
とてもシュートを打てる態勢ではないが…
渾身の力を込めたシュートが放たれた!
残り1秒!
間に合うのか、果たしてボールの行方は?
そのシュート
ま、まさかの…ゴールに
と、届かない!!
と、思った瞬間。
タイマーの終了音と同時に、シュートファウルの笛が!
タイマーを0・1秒とし、2本のフリースローへ。
相手チームもガッツも、そこに居る全員の
「絶対勝ちたいって!」祈る気持ちがビシビシ伝わってくる!
ベンチも相手チームも観戦していた親御さんたちも、
体育館全体が祈りと、ざわめきに包まれてる。
そして、フリースローラインに一人立つマッチー。
そして、ドッキドキのフリースローの行方は…
2本とも入った!
ゲーム終了! 26対25でガッツフレッシュ勝利!
ワンダフォー、すんばらしい!一生懸命最後まで戦った
両チームに盛大な拍手が贈られた。
バスケットはこれがあるから、楽しいんです。止められないんです!
シュートを決めたマッチーの集中力はすごかった。
チームメイトは本当に素晴らしい、忘れられない経験をしたね。
みんなもこれから、長い人生の途中、つらくて挫けそうになる事が必ずある。でも、そんな時にこの光景を思い出すでしょう。
「あー、あの時も苦しかったけど諦めずに走って良かったな。
俺たちあのシュートで勝ったんだよな。これくらいなんだ!」
ってね。